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2020年1月6日最終更新日:
2021年7月16日【背景】
医療用オピオイドの過剰な投与は三叉神経痛を含む顔面痛にも及んでいる.本論文は,ペンシルベニア大学を2006~2013年に受診した顔面痛患者309名(三叉神経痛272,非定型顔面痛18,多発性硬化症による症候性顔面痛19)における受診前のオピオイド投与の実態と,脳外科治療後の変化を求めたものである.全患者のうち55%でカルバマゼピン(CBZ)かオキシカルバマゼピン(OCBZ)が投与されていた.
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