Neurosurgery Summary - 膠芽腫, 神経膠腫, 基礎, 薬物治療, MMR機能不全, DNAミスマッチ修復, ICI, Hypermutation, CCNU, 高頻度遺伝子変異, テモゾロミド, 免疫チェックポイント阻害剤, 米国
公開日:
2020年5月8日最終更新日:
2021年10月1日【背景】
Hypermutation(高頻度遺伝子変異:HM)は複数の癌腫において免疫チェックポイント阻害剤(ICI)の奏功因子として注目されているが,グリオーマにおける情報は少ない.
Harvard大学のTouatらは,臨床シーケンスパネル(DFCI-Profile,MSKCC-IMPACT,FMI)のグリオーマ10,294症例を対象に,HMの発生因子と治療反応性を検証した.
全標本の腫瘍遺伝子変異量(TMB)は中央値2.6変異/Mb(0.0~781.3)で,HMグリオーマ(n=558,5.4%)のTMBは中央値 50.8変異/Mb(8.8~781.3)であった.
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