急性期脳梗塞に対する血栓除去は途上国における一般病院でも有効か:ブラジル

公開日:

2020年6月13日  

最終更新日:

2022年10月20日

【背景】

急性期脳主幹動脈閉塞に対する機械的血栓除去術はスタンダードな治療になりつつあるが(文献1,2),これまでの報告は医療資源が豊富な欧米や,大学附属病院などの先進施設からのものが多く,発展途上国や一般病院でも適応できるのかの検討は少ない.本論文はブラジルにおける公的ヘルスケアに属する12の公的病院におけるRCTの結果である.一次エンドポイントは90日目の機能予後(mRS:0~6).目標症例数690例.