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2020年7月9日最終更新日:
2020年8月19日【背景】
Central Neurocytoma(CN)は主として側脳室モンロー孔周囲から発生するWHOグレード2の良性腫瘍であり,全摘後の再発は少ないが,放射線の効果も高い.ソウル・サムソンメディカルセンター脳外科チームは,過去18年間にMRI等の画像でCNと診断した腫瘍で初期治療としてガンマナイフが行われた14例(中央値38.5歳)を解析して,その有用性を検討した.初発症状は半数が頭痛で,半数は無症状であった.腫瘍局在は側脳室が11例,第3脳室が3例.腫瘍体積は中央値3.9 cm3(0.46~18.1).4例はガンマナイフ前にバイオプシーで組織診断を確定した.
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