難治性側頭葉てんかんに対する脳弓離断:歴史と最新手技による新規展開の可能性

公開日:

2020年8月24日  

最終更新日:

2020年8月27日

【背景】

側頭葉てんかんに対する脳弓離断術は1950年代から行われているが(文献1),その成績は様々で,現在までに普及してはいない.この手技は当初は開頭手術で行われていたが,その後定位的手法による高周波電気凝固術が導入されている.本稿は,脳弓離断術の報告をレビューし,より正確なターゲッティングが可能になった現代の医療環境下での脳弓離断の意義を考察したものである.対象は1954年から最近までの11報告.内訳は脳弓離断単独4報,脳弓離断+前交連離断4報,側頭葉切除に併せて実施された脳弓離断3報に分けられた.作成病変は両側性と一側性が報告されている.脳弓病巣は前交連の周囲で作成されることが多かった.


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