脳主幹動脈再開通治療(tPA,血栓除去)は脳梗塞後けいれんの頻度を増加させない

公開日:

2020年9月7日  

最終更新日:

2020年10月16日

【背景】

急性期脳主幹動脈閉塞に対する標準的治療となった経静脈血栓溶解(tPA)と機械的血栓除去(MT)であるが,血管再開通に伴う特有の有害事象として血管性浮腫や梗塞巣の出血化が挙げられる.この他に,再開通治療後のけいれんが報告されているが,そのリスクに関しては詳細でない.本稿は1995~2019年に血栓再開通治療後のけいれんに関して報告された25報,13,753例を対象に治療法毎のけいれんリスクを算出したものである.