Spetzler-Martin Grade IとIIのAVMには定位放射線治療が良いかも:AVM 1102例のシステマティックレビュー

公開日:

2020年9月23日  

最終更新日:

2020年10月28日

【背景】

脳動静脈奇形(AVM)の年間破裂率は2~4%であるが(文献1),至適治療に関しては未だ多くの議論がなされているところである.本稿は低グレードAVM(Spetzler-Martin[SM]グレードIとII)を対象とした定位放射線治療のシステマティックレビューである.8報1102例のAVMが検討対象となった.このうちグレードIIは836例(76%)であった.