公開日:
2020年12月14日最終更新日:
2021年1月30日【背景】
心臓植込み型電気的デバイス(CIEDs:ペースメーカー,除細動器)が植込まれた患者では,MRI検査によってリードの発熱,意図しない心刺激,マグネットによるリセットなどの合併症が起こり得る可能性がある.このため近年,MRI検査が可能なCIEDsが開発され,いまやMRI対応型デバイスの装着の方が主流になっているが,未だにMRI非対応のCIEDsが装着されている患者は米国で200万人いる.ベス・イスラエル病院のMayekuらは,同病院のプロトコール(文献1,2)に従って1.5T機種で頭部のオフラベルMRIが施行されたMRI非対応CIEDs装着患者126例(前向き登録データベース)を解析して,安全性を評価した.
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