公開日:
2021年3月1日最終更新日:
2021年12月17日【背景】
大きな脳梗塞,特に閉塞血管再開通例では病巣が強い浮腫を示し,間脳・脳幹を圧迫し,生命予後が危ぶまれることがある.これに対して減圧手術が行われることがあるが,そのエビデンスは充分ではない.ユトレヒト大学のReininkは文献例のメタアナリシスでその有効性を検証した.対象はPRISMAガイドラインに基づき採用した7個のRCT(6カ国)の488例で,個別患者データを基にメタアナリシスをおこなった.一次アウトカムは発症1年後の良好な機能予後(mRS≦3).
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