慢性硬膜下血腫に対する中硬膜動脈の塞栓術は有効か:米国多施設138例の検討から

公開日:

2021年3月16日  

最終更新日:

2021年12月17日

【背景】

再発を繰り返す慢性硬膜下血腫に対する中硬膜動脈塞栓術が新たな治療手技として登場しつつある.本研究は,本治療の安全性と有効性に関する全米15施設の前向き登録研究である.症例数は138例(平均年齢69.8歳,女性29%)で,塞栓術の総数は154回.15例には両側の塞栓術が施行された.抗血小板剤服用中が30.4%,抗凝固剤服用中が23.9%.入院時の血腫厚は中央値14 mm.2/3の症例では,以前に血腫除去が行われておらず,塞栓術が慢性硬膜下血腫に対する最初の治療(アップフロントMMAe)であった.