公開日:
2021年4月12日最終更新日:
2021年12月17日【背景】
ピッツバーグ大学脳外科のチームはKoosグレードIVの大型前庭神経鞘腫に対しても,症例を選んで最初からガンマナイフ治療を行ってきており,本研究ではその有効性とリスクを明らかにした.対象は1987年から30年間にガンマナイフ治療を実施した以前に治療歴のない170例(男性93例,年齢中央値61歳,NF2を含まない)のグレードIVの前庭神経鞘腫.体積中央値7.4 cm3(5~30).内耳道外の腫瘍最大径中央値は27.5 mm.62例が実用聴力残存.腫瘍辺縁線量中央値12.5 Gy.
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