公開日:
2021年4月16日最終更新日:
2021年12月17日【背景】
いくつかの大規模前向き研究に基づいて,過去数年間で未破裂動脈瘤の破裂予測スコア(PHASES,UCAS)(文献1,2),増大予測スコア(ELAPSS)(文献3),治療決定サポートスコア(UIATS)(文献4)が開発されているが,その有効性が十分に検証されているわけではない.ジョンズホプキンズ大学脳外科のチームは過去17年間に受診した破裂動脈瘤患者992名のPHASESスコアを求め,そのうち最近6年間に受診した266名(スコア算出用変数が多すぎるので症例数を限った)のUIATSスコアを求めて,その有効性を検証した.
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