公開日:
2021年4月16日最終更新日:
2021年12月18日【背景】
特発性頭蓋内圧亢進症(IIH)は明らかな原因なしに脳脊髄圧が上昇する病態(>250 mmH2O)で,良性頭蓋内圧亢進症,偽性脳腫瘍ともよばれ,頭痛,嘔気,視力低下を呈する(文献1).IIHは肥満との関係が強く示唆されているが住民レベルでの疫学データは少ない.本研究はスウォンジー医科大学の神経内科が実施した英ウェールズ(310万人)における住民保険データベースを利用した疫学研究で,2003年から2017年までの3,500万人・年のデータを解析した.
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