公開日:
2021年5月22日最終更新日:
2022年2月10日【背景】
最近の研究では動脈壁の炎症所見が脳動脈瘤破裂の危険因子であることが示唆されている(文献1).一方,リウマチ性疾患は動脈硬化と脳卒中の促進因子であることも判っている(文献2).本研究は長崎くも膜下出血レジストリーに登録された2001~2018年に発生したくも膜下出血5,066例を対象に,リウマチ性疾患に罹患している102例(2.0%,91例が女性,年齢中央値69.0歳[57.0~75.5])の特徴を検討した.
ここから先は閲覧有料です。