限局性皮質異形成における脳磁図上でのてんかん棘波起始ゾーンと棘波ピークゾーンの関係:新たな手術戦略の提唱

公開日:

2021年7月8日  

最終更新日:

2021年10月21日

【背景】

限局性皮質異形成(FCD)による難治性てんかん患者における切除範囲決定のために脳磁図の導入が進んでいる.西新潟中央病院のShirozuらはFCDに対する適切な手術戦略樹立のために,傾斜磁場トポグラフィー(GMFT)の手法によってスパイク・オンセット・ゾーン(Sp-OZ)を推定し,スパイク・ピーク時の等価電流双極子ゾーン(Sp-OZ)の分布と比較し,治療転帰との関係を解析した.各スパイクの初期に磁束密度が200 fT/cmに達した時の活動範囲をGMFTオンセット・エリアとし,複数(6個以上)のスパイクに伴うGMFTオンセット・エリアを総和して70%以上が含まれるエリアをSp-OZとした.