WHOグレード2/3グリオーマに対する覚醒下脳機能マッピング下の腫瘍摘出度が無増悪生存期間(PFS)に及ぼす影響

公開日:

2021年7月9日  

最終更新日:

2021年8月30日

【背景】

本研究は名古屋大学のMotomuraらによるWHO grade 2/3グリオーマに対する覚醒下脳機能マッピング下での腫瘍摘出度(EOR)が無増悪生存期間(PFS)に及ぼす影響の検討である.対象は126例(左半球が70%)で,腫瘍の存在部位は,前頭葉58%,島回21%,側頭葉10%,頭頂葉10%.病理診断はびまん性星細胞腫(G2)41%,退形成性星細胞腫(G3)14%,乏突起膠腫(G2)31%,退形成性乏突起膠腫(G3)14%であった.IDH野生型は全体の16.7%.ROC解析では5年PFSに関わるEORのAUCは0.738で,Youdenインデックスに基づいたカットオフ値は85.3%であった.