Neurosurgery Summary - 脳腫瘍, てんかん, 病態, 画像診断, WHOグレード1, WHO2021, PLNTY, glioneuronal腫瘍, CD34, FGFR, BRAF, LEAT, 石灰化, 米国
公開日:
2022年9月20日最終更新日:
2022年11月7日【背景】
Polymorphous low-grade neuroepithelial tumor of the young(PLNTY)はWHO 2021で新たに提唱されたWHOグレード1の良性腫瘍である.ミシガン大学のKurokawa Mらは,病理学的診断が得られた自験の5例と過去の9報告19例を対象として,この腫瘍の画像所見と臨床像をまとめた.患者年齢中央値は15.5歳(5~57),女性は62.5%(15/24).
臨床症状があった15例中,13例86.7%に難治性てんかんが認められ,そのうち6例では,腫瘍の肉眼的全摘出後にてんかん発作が消失した.免疫染色では腫瘍は全例でCD34陽性であった.
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