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2023年5月22日最終更新日:
2023年7月11日【背景】
動脈瘤破裂によるくも膜下出血(aSAH)後の血管れん縮は40–70%の頻度で発生し,20–40%の頻度で症候化する(文献1).人口の高齢化とともに,高齢者のくも膜下出血も増加しているが,高齢者において血管れん縮のリスクが高まるか否かについては見解の一致を見ていない(文献2,3,4).ノースカロライナ大学脳外科のチームは,この問いに答えるため,2011年以降の10年間に治療したaSAHの386例を解析した.149例(38.6%)が66歳以上の高齢者であった.高齢者群も若年者群も96%が予防的ニモジピンの投与を受けていた.
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