Neurosurgery Summary - いたみ, 特殊治療, CMS, PTN, CPSP, 運動皮質電気刺激, 神経因性疼痛, 三叉神経, 中枢性疼痛, 脳卒中後中枢性疼痛, 有痛性三叉神経ニューロパチー, スペイン
公開日:
2024年1月10日最終更新日:
2024年3月4日【背景】
中枢性あるいは末梢性の神経因性疼痛に対する運動皮質電気刺激(CMS)の有効性が報告されているが(文献1,2,3),その効果を否定するものもある(文献4, 5).これには患者選択,手術手技,刺激プロトコール,症状評価の不均質性などが背景にあると思われる.報告あたりの症例数も10症例前後と少ない.
本稿はバルセロナ自治大学傘下の2つの病院で実施されたCMS31例の長期追跡の結果である.慢性疼痛の内訳は有痛性三叉神経ニューロパチー(PTN)19例,脳卒中後中枢性疼痛(CPSP)7例,外傷性神経叢損傷2例などであった.手術までの病悩期間は平均69(±64)ヵ月で,術後追跡期間は平均51(±23)ヵ月.
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