大孔部髄膜腫のドライバー遺伝子変異と臨床像の関係

公開日:

2024年2月26日  

最終更新日:

2024年5月13日

【背景】

近年,髄膜腫のドライバー遺伝子変異はその発生部位によって異なることが報告されている(文献1,2).本稿は中国復旦大学,鹿児島大学,ドレスデン大学で採取された大孔部髄膜腫の遺伝子変異と臨床像に関する後ろ向き解析である.対象は62例(女性46例,男性16例)で,年齢中央値は60歳(28–87歳).腫瘍発生部位は外側型32例(51.6%),前方型24例(38.7%),後方型6例(9.7%)であった.解析した遺伝子はAKT1,KLF4,NF2,POLR2A,PIK3CA,SMO,TERT promoter,TRAF7などであった.58例(93.5%)でドライバー遺伝子変異が見つかった.