急性期に症状増悪を示すアテローム血栓性脳梗塞に対するアルガトロバンの効果:中国におけるRCT

公開日:

2024年3月11日  

最終更新日:

2024年5月13日

【背景】

アルガトロバンは,直接トロンビン阻害薬に属する抗凝固薬で,発症後48時間以内のアテローム血栓性脳梗塞に対する適応で日本や韓国などで使用されているが,国際的なエビデンスは乏しい.本稿は中国28施設で実施されたオープンラベル・エンドポイント盲検化RCTである.対象は発症後48時間以内にNIHSSで2点以上の増悪を示した急性期梗塞患者601例(最大解析対象集団)(治験薬群298例,標準治療群303例)である.全例で抗血小板薬1剤あるいは 2剤投与による標準治療が行われていた.治験薬群では標準治療に加えて,アルガトロバン60 mg/日×2日間持続注入,続いて20 mg/日×5日間の静脈内投与が行われた.