末梢性中口径動脈急性閉塞(DMVO)に対する機械的血栓除去後の点状出血発生の頻度とリスク因子:世界37施設(MAD-MT)の1,428例

公開日:

2026年2月9日  

最終更新日:

2026年2月20日

【背景】

頭蓋内大血管の急性閉塞(LVO)に対する血栓回収(MT)の有用性については複数のRCTで証明されているが(文献1-3),中間径や末梢動脈の急性閉塞(DMVO)に対するMTの有効性・安全性は確立していない(文献4-6).
本稿は,世界37施設で実施されている,DMVOに対するMTの登録研究(MAD-MT)(文献7)に2016年から2024年に登録された1,428例を解析し,MT後の閉塞動脈領域の点状出血の頻度,リスク因子,転帰との関係について解析したものである.閉塞部位はM2,M3,M4,A1,A2,A3でPCAは除外された.
439例(30.7%)が治療1-2日後にCTかMRIで点状出血を示した.