上矢状静脈洞に浸潤した髄膜腫に対するガンマナイフ治療の効果:ピッツバーグ大学の248例

公開日:

2026年3月10日  

最終更新日:

2026年7月27日

【背景】

上矢状静脈洞(SSS)に浸潤した髄膜腫の摘出には大きなリスクが伴い(文献1-3),特に再発例ではそのリスクが高い(文献1,4).ピッツバーグ大学のWeiらはSSSに浸潤した髄膜腫に対するガンマナイフ治療(SRS)の効果を検討した.対象は2000年から2022年にガンマナイフ治療を行った自験の上矢状静脈洞浸潤髄膜腫248例(女性152例,67.3%)で,平均年齢は61歳,KPS中央値は80(範囲:60-100)であった.このうち108例には髄膜腫に対する初回治療としてのSRSが実施され,140例に対しては摘出手術(全摘出:51.4%,亜全摘出:48.6%)後に救済的SRS治療が行われた.