T2信号強度比で髄膜腫の硬さが予測できる:USCケック医学校の188例

公開日:

2026年4月11日  

最終更新日:

2026年7月30日

【背景】

術前MRIの信号強度に基づく髄膜腫の硬さの推定指標としては,T2信号,DWI信号,ADC値などが提案されてきたが(文献1-5),日常臨床で使用可能な簡便な画像評価法は少ない.USCケック医学校脳外科は,T2信号強度を髄膜腫と中小脳脚との信号強度比(TCTI比)として定量化した.また腫瘍の硬さは,吸引可能か,腫瘍被膜が容易に折りたたみ可能か,鋭的剥離を要するか,硬く石灰化しているか,一塊切除が必要かなどの組み合わせで5段階(グレード5が最も硬い)に分けた.
2012年以降の12年間に摘出を行った188例(WHOグレード1:105例,グレード2:81例)を対象にTCTI比と髄膜腫の硬さの相関を前向きに評価した.