中間径脳動脈閉塞に対する血栓回収は内科治療単独と比べて機能的自立を高める:中国におけるORIENTAL-MeVO試験

公開日:

2026年6月30日  

最終更新日:

2026年7月30日

【背景】

頭蓋内大動脈の急性閉塞(LVO)に対する血管内血栓回収術の有用性については繰り返し証明されているが(文献1-3),中間径動脈の急性閉塞(MeVO)に関する過去のRCTは血栓回収の有用性を支持していない(文献4-6).
本稿は,中国の48施設で実施された,オープンラベルRCT(ORIENTAL-MeVO)の結果である.対象は中間径動脈(M2,M3,A1,A2,A3,P1,P2,P3のいずれか)の閉塞を有する中等症から重症(NIHSS ≥6点)の脳梗塞で,発症後24時間以内に来院した成人563例である.年齢中央値は71歳,NIHSS中央値は10(範囲3-36),女性は42.8%で,36.6%が静注血栓溶解療法を受けた.