先端巨大症治療後のGHとIGF-1の正常化の乖離:メタ解析の結果

Vol.2, No.1, P.2 公開日:

2017年1月19日  

最終更新日:

2020年12月13日

【背景】

先端巨大症治療後に,成長ホルモン(GH)とIGF-1の一方が正常化し,もう一方が正常化しないという乖離現象はしばしば経験する.本稿では1987〜2013年の期間における39編の論文(症例数5,626例)をレビューし,先端巨大症治療後のGHとIGF-1の正常化が乖離する頻度,その乖離に影響を及ぼす因子について検討した.