Vol.2, No.1, P.5 公開日:
2017年2月11日最終更新日:
2018年7月10日【背景】
PRL産生下垂体腺腫(PRLoma)においては,薬物療法が第一選択であり,治療は長期間にわたる.その間,定期的なMRIを行うべきか否かは,これまで明確な根拠が示されていない.
本稿ではドパミンアゴニスト(DA)により4年以上PRL値の正常を維持したMacro-PRLoma(>10mm)115例において,定期的なMRIが有用であったかを後方視的に検討した.対象は男性63例,女性52例,平均腫瘍径は21mmで,Giant-PRLoma(>40mm)は対象外とした.
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