再発・再増大した非機能性下垂体腺腫ではHMGA1,MDM2の発現が上昇

Vol.2, No.3, P.5 公開日:

2017年5月20日  

最終更新日:

2020年12月15日

【背景】

非機能性下垂体腺腫(NFPA)の再発や再増大に関する組織学的バイオマーカーはいまだ解明されていない.本稿ではNFPAの再発群(n=20)と再増大群(n=15)において,初回手術時と再手術時の組織検体を用いて,Ki-67,high-mobility group(HMG)A1,mouse double minute 2 homolog(MDM2),retinoblastoma(RB)の蛋白発現を,免疫染色を用いて比較検討した.