クッシング病の微小腺腫の検出に造影FLAIRが有効

公開日:

2017年11月12日  

最終更新日:

2021年1月19日

【背景】

クッシング病において微小腺腫をMRIで検出できるかどうかは,治療成績に大きな影響を及ぼす.これまでconventional MRIに加え,dynamic MRI,volumetric gradient recalled echo(3D-GRE)MRIなどの有用性が報告されてきた(参考文献1).本稿では23例(24病変)のACTH産生下垂体腺腫で,postcontrast 3D-GRE(以下3D-GRE)とpostcontrast FLAIR(造影FLAIR)を撮像し,造影FLAIRの有用性について報告した.