公開日:
2018年2月23日最終更新日:
2020年10月22日【背景】
術後入院期間の短い欧米では,経蝶形骨洞腫瘍摘出術後の遅発性低ナトリウム血症は退院後に生じることになり,再入院の原因の 1つになっている.そこでいかに低ナトリウム血症を予測するか,あるいは予防するかは重要な課題である.米国 Louisville 大学の Burke らは経蝶形骨洞腫瘍摘出術後 1 週間,飲水量を1 L/日に制限することによって,低ナトリウム血症による再入院を減らすことができるか検討した.
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