公開日:
2018年2月23日最終更新日:
2020年10月22日【背景】
経鼻内視鏡手術が頭蓋底腫瘍に広く応用されるのに伴い,髄液漏の閉鎖は大きな課題となった.そのなかで有茎の鼻中隔粘膜弁(NSF)による髄液漏閉鎖は大きな役割を果たしている.しかし,稀に NSF が虚血性壊死に陥り,感染症の原因となることがある.Pittsburg 大学の Chabot らは 601 例の NSF 作成症例を検討し,壊死に陥った NSF の頻度や臨床像を検討した.
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2018年2月23日最終更新日:
2020年10月22日【背景】
経鼻内視鏡手術が頭蓋底腫瘍に広く応用されるのに伴い,髄液漏の閉鎖は大きな課題となった.そのなかで有茎の鼻中隔粘膜弁(NSF)による髄液漏閉鎖は大きな役割を果たしている.しかし,稀に NSF が虚血性壊死に陥り,感染症の原因となることがある.Pittsburg 大学の Chabot らは 601 例の NSF 作成症例を検討し,壊死に陥った NSF の頻度や臨床像を検討した.