治療によってコントロールされている先端巨大症患者の QOL は,成長ホルモン低下薬使用中の患者で悪い

公開日:

2018年3月9日  

最終更新日:

2021年1月12日

【背景】

先端巨大症患者の QOL が低下していることは知られているが,治療後の長期的な変化についてのデータは少ない.英国 St James's University Hospital の Kyriakakis N らは,先端巨大症患者で治療によってコントロールされている 58 例(治療後平均 11.6 年)を対象に,4 個の QOL 質問票(PGWBS,SF-36,EQ-5D,疾患特異的な AcroQoL)を用いて前向きに QOL の変化を評価した.対照群は社会・経済的、地理的背景が一致する各職種病院スタッフや患者家族 116 例.