プロラクチン産生微小下垂体腺腫に対する手術療法のターゲット:外側タイプは避けたい

公開日:

2018年10月1日  

最終更新日:

2021年1月19日

【背景】

プロラクチン産生下垂体腺腫に対してはドパミン作動薬の効果が高く,第一選択となっている.しかし,薬剤不耐性などの問題で,手術療法が選択される場合もある.その場合,どのような腫瘍が手術療法の最も良いターゲットとなるのか.この問題に答えるため,ウィーンのKnosp Eらのグループは,臨床的諸因子,特にMRI上の腫瘍の形状(MRIタイプ)がマイクロプロラクチノ-マの手術後寛解に与える影響について検討した(N=60).