下垂体癌の頻度と臨床病理像:トロント大学の経験-NETとしての治療の試み

公開日:

2019年2月12日  

最終更新日:

2020年12月21日

【背景】

下垂体癌は転移を示す下垂体腺腫と定義されているが,実際にどのくらいの頻度で起こるのか,また臨床像はどうなのか,real worldでの実態は不明である.トロント大学のチームは過去15年間に手術した自験の1,055例の下垂体腺腫(下垂体神経内分泌腫瘍,Pit-NET)の中での下垂体癌の経験を報告している.