公開日:
2019年4月15日最終更新日:
2020年12月21日【背景】
ラトケ嚢胞の手術後再発率は報告によってバラツキが大きいが,これは再発の定義・追跡期間・追跡方法などの違いによるものと考えられる.一方,再手術が必要となる割合は過去の報告でも概ね10%前後とされている(文献1,2).再発例に対する再手術後の再々発は30%近いという報告もある(文献1).North Carolina,Wake Forest Baptist HealthのWestらは,経蝶形骨洞手術(TSS)後の再発ラトケ嚢胞の5例に対してガンマナイフによる治療を行った.
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