非機能性下垂体腺腫に対する経蝶形骨洞手術後の遅発性低Na血症を予測する因子

公開日:

2019年7月2日  

最終更新日:

2020年12月21日

【背景】

経蝶形骨洞手術(TSS)術後の遅発性低ナトリウム血症(低Na血症)はよく知られた術後合併症の1つである.頭痛や嘔気,重症の場合は意識障害や痙攣をきたすことがあり,低Na血症の発症を予測することは極めて重要である.本研究では非機能性下垂体腺腫234例において,術後低Na血症(Na<135mEq/L)の予測因子を検討した.