経蝶形骨洞手術前のステロイド投与は必要か:ソウル大学での二重盲検RCT

公開日:

2020年4月20日  

最終更新日:

2021年1月7日

【背景】

現在,経験的に投与されている経蝶形骨洞手術周術期のステロイドであるが,本当に必要なのか検証が続いている(文献1,2).ソウル大学のLeeらは,インスリン負荷試験かACTHテストで副腎機能不全がないと判定された40例の非機能性下垂体腺腫患者を対象に二重盲検RCTを行った.ステロイド投与群20例にはハイドロコーチゾン100 mgが,対照群20例には生理食塩水が,麻酔導入30分前に投与された.血中ACTHとコルチゾル測定を麻酔導入直後,硬膜切開直後,腫瘍摘出時,手術終了時に行った.