公開日:
2020年9月4日最終更新日:
2020年10月16日【背景】
先端巨大症患者では高頻度に骨関節症が認められ,椎体骨折は30~40%に達し,併存疾患やQOLに大きな影響を与える(文献1,2).しかし,その治療に関しては一定の指針はない.本研究はイタリアの9ヵ所の3次内分泌疾患病院を対象とした後方視研究である.対象は248例の先端巨大症患者.登録段階で137例が治癒かコントロール下にあり,111例が活動性であった.追跡期間中央値は48ヵ月(12~132ヵ月).52例(20.97%)が追跡期間中に骨粗鬆症薬(bone-active drugs)の投与を受けた.
ここから先は閲覧有料です。