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2020年9月15日最終更新日:
2020年10月16日【背景】
論文上や学会では過去20年間で下垂体手術が大きく変化したことが想像出来る.
しかし臨床現場の実態はどうなのか.ジョンズ・ホプキンズ大学のKhalafallahらは国際下垂体外科医会(ISPS)を対象に2010年と2020年に行った2回のアンケートで実態に迫った.アンケートの回答は2020年では82施設から得られた(施設の内訳は,US32,UK12,西ヨーロッパ10,東・東南アジア8などであった).
Yes回答の割合(%)を(2010年→2020年)で表記すると下記の結果であった.
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