斜台部脊索腫の治療,過去20年間の変遷:イタリア10施設の多施設共同研究

公開日:

2020年9月23日  

最終更新日:

2020年10月28日

【背景】

頭蓋底腫瘍に対する内視鏡下経鼻経斜台手術(EETA)が徐々に普及している.ナポリ大学のCappabiancaらは,過去20年間(前半期1999~2008,後半期2009~2018)にイタリアの主要10施設で手術された斜台部脊索腫182例(うち153例[83%]がEETAによる手術)を後方視的に解析し,治療モダリティーと治療転帰の変遷を解析した.前半期に比較して,後半期ではEETAが増え(23.2→76.8%),その他,術中ナビゲーション,ドップラー超音波装置の使用が増加した.陽子線治療は115例(63.2%)に施行され,後半期に多かった(23.5→76.5%).平均追跡期間は62ヵ月.