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2020年12月28日最終更新日:
2021年2月13日【背景】
トルコ鞍拡大を伴う下垂体腺腫の術後に生じるトルコ鞍空洞の中に視交叉が下降し(視交叉ヘルニア),徐々に視野欠損を来すことがある.ライデン大学のTabakらは,大型下垂体腺腫で,治療後長期(中央値11年以上)にわたる視機能評価が行われた48例を対象として視交叉ヘルニアスケールと視機能悪化の関係を求めた.内訳はグループ1:ヘルニアがあり,視機能悪化のためハンフリー視野の定量的評価(MD値)等で眼科で詳細にフォローされている12例,グループ2:ヘルニアがあるが眼科でのフォローを受けていない16例,グループ3:ヘルニアはないが腫瘍径と追跡期間がグループ1にマッチした症例20例.
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