下垂体腺腫の海綿静脈洞浸潤の予測には修正Knosp分類を3段階(0+1,2+3A,3B+4)に分けるのが良い:4,321例のメタアナリシスから

公開日:

2021年3月1日  

最終更新日:

2021年5月29日

【背景】

下垂体腺腫の海綿静脈洞浸潤の術前予測ではKnosp Grade(KG:0~4)とその修正版(mKG:KG 3を3Aと3Bに分けたもの)が用いられている(文献1,2).中国福建医科大学のFangらは,過去に報告された12個の報告を元にこれら2つのグレーディングシステムの有効性を評価した(KG:3,006症例,mKG:1,315症例).