Pituitary Summary - ACTH産生腺腫, 外科治療, 放射線治療, SRS, ガンマナイフ, 残存, 再手術, 再発, 定位放射線照射, 定位手術的放射線照射, 定位放射線治療, 非治癒, 米国
公開日:
2022年8月10日最終更新日:
2023年1月24日【背景】
初回経蝶形骨洞手術後に残存したり,再発したクッシング病に対する最適な治療は何か.本稿はMayoクリニック(FL, USA)脳外科による37報告989例のメタアナリシスである.平均年齢は29.9歳から47.9歳.再治療としては,再度の経蝶形骨洞手術が31報告669例(67.7%),定位放射線治療(SRS,辺縁線量:20~28 Gy)が8報告320例(32.4%)で実施されていた.再手術例のうち5報告は朝の血中コルチゾール値を,他の26報告では24時間尿中遊離コルチゾール値を寛解基準としていた.SRSの8報告では,24時間尿中遊離コルチゾール値を寛解基準としていた.
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