先端巨大症に対する薬物療法の投与間隔はもっと延ばせる:27研究35報告のシステマティック・レビュー

公開日:

2023年3月27日  

最終更新日:

2023年9月13日

【背景】

臨床現場では,先端巨大症に対して,標準期間を超えての長期の投与間隔(extended dosing intervals:EDIs)で薬物治療が行われることがある.しかし,標準治療と比較した長期投与間隔の効果,安全性,医療費の差については充分に明らかではない.本研究は,2001年以降に報告された,先端巨大症に対する薬物のEDIsに関する27研究35報告のシステマティック・レビューである.実際に長期投与間隔で使用された薬剤はペグビソマント単独3研究,ランレオチド単独9研究,オクトレオチド単独4研究,ペグビソマント+SRLs(ランレオチドかオクトレオチドの標準間隔投与)11研究であった.