非機能性下垂体腫瘍に対するアップフロント・ガンマナイフは腫瘍制御率は高いが視機能改善率は低い:世界12センター132例の追跡結果

公開日:

2025年12月5日  

最終更新日:

2026年7月30日

【背景】

非機能性pitNET(NFPA)に対しては,経蝶形骨洞手術が治療の第一選択であり,定位手術的照射(SRS)は残存または再発腫瘍に対して施行されることが多い(文献1,2).
しかし手術リスクが高い症例,あるいは手術を希望しない症例に対しては,SRSを初回治療として施行することもある(文献3,4).
本研究は,世界12ヵ所のガンマナイフセンターで初回治療としてSRSが施行された132例のNFPAの長期効果を解析したものである.年齢中央値51.2歳,腫瘍体積中央値2.1 cm³.SRSを初回治療として選択した理由は,手術リスクが高い18.5%,患者の希望81.5%であった.辺縁線量中央値は12 Gy.