先端巨大症患者には原因不明の貧血が多い:トルコ・ハジェテペ大学の381例の解析

公開日:

2026年4月11日  

最終更新日:

2026年7月30日

【背景】

GHやIGF-1は腎におけるエリスロポエチン産生を促進するが(文献1,2),実際は,先端巨大症患者では多血症の報告は少なく(文献3,4),むしろ低ヘモグロビン値の報告もある(文献4).トルコ・ハジェテペ大学内科などのチームは,1980年から2018年に入院した先端巨大症患者を対象にこの「矛盾」を検討した.対象は381例(男女ほぼ同数)で,平均年齢は53.9歳,追跡期間中央値は67ヵ月.貧血は,Hbが女性で12.0未満,男性で13.0未満と定義した(単位はg/dL).重症度は,軽症(女性11.0-11.9,男性11.0-12.9),中等症(8.0-10.9),重症(8.0未満)とした.