Neurosurgery Summary - 外科治療, Subependymal Giant Cell Astrocytoma, Monro孔, mTOR, WHOグレード1, エベロリムス, 結節性硬化症, 上衣下巨細胞性星細胞腫(SEGA), 閉塞性水頭症, フランス
公開日:
2026年5月26日最終更新日:
2026年7月30日【背景】
Subependymal giant cell astrocytoma (SEGA)はモンロー孔近傍の側脳室内にできる稀なWHOグレード1の良性腫瘍で,その多くは結節性硬化症に合併する(文献1-3).近年,SEGAに対する治療の第一選択はエベロリムスなどのmTOR阻害薬となっている(文献4,5).しかし,約4割のSEGAは薬剤抵抗性で摘出手術が必要となっている.
本稿は,パリのネッカー小児病院において過去20年間に摘出手術が行われたSEGA 31例の後方視的解析と文献例のメタアナリシスである.
31例の診断時平均年齢は5.3歳,手術時平均年齢は8.1歳であった.頭痛は74.2%,うっ血乳頭は22.6%に認められた.
ここから先は閲覧有料です。