開頭手術終了時の硬膜つり上げ(tenting)は無意味:ポーランドにおけるRCT490例

公開日:

2025年5月14日  

最終更新日:

2025年10月16日

【背景】

硬膜つり上げは開頭手術終了時のルーチンとして広く普及しているが,これが本当に手術後の硬膜外血腫を予防するというエビデンスは乏しい.本稿はポーランド国内5施設で実施したRCTである.対象は2018年から3年間に天幕上病変に対して予定の開頭手術が行われた490例で,手術終了時に硬膜つり上げを行わない(介入群)238例,少なくとも3本の硬膜つり上げを行う(対照群)252例に無作為に割り当てられた.2群間では性・年齢・疾患の種類・病変側・併存症に差はなかった.