治療で一旦閉塞した硬膜動静脈瘻再発のリスクとリスク因子:北京市首都医科大学の510例

公開日:

2026年2月9日  

最終更新日:

2026年2月20日

【背景】

脳硬膜動静脈瘻の8割は,塞栓術,摘出手術,SRSによって治癒させることが可能であるが(文献1,2),その後の再発は稀ではない(文献3,4).北京市の首都医科大学附属宣武医院の脳外科は,自験の硬膜動静脈瘻のうち,塞栓術(約93%)か摘出術(約7%)で治癒させた後に,治療後1ヵ月間以上,血管撮影による経過観察が行われた510例を対象に,再発率とリスク因子を検討した.
病変局在は,横・S状静脈洞移行部21.0%,小脳天幕24.7%,海綿静脈洞15.7%,円蓋部9.2%などであった.血管撮影での追跡期間は平均17.7ヵ月であった.510例中41例(8.0%)で合計47回の再発があった.年間再発リスクは6.2%.