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2025年6月20日最終更新日:
2025年10月16日【背景】
脳動脈瘤クリッピングは,脳外科において最も難易度の高い手術の一つであるが,脳外科研修医もいつかは自立してクリッピングを行う必要性がある.しかし,2000年前後から普及した血管内手術導入以降,研修医によるクリッピングの機会は急速に減少している.
本稿は,クイーンズランド州の公立病院において2018年以降の6年間に顕微鏡下クリッピング術が行われた506例中,研修医が主執刀医として手術の全過程を実行した112例(22%)の解析である.このうち106例ではレジデント,6例では脳外科フェローが主執刀医であった.主執刀医の医学部卒後年数は中央値8年.112例のうち63例(56%)は未破裂動脈瘤であった.
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